世界中の3Dプリンタを繋ぐネットワークサービス「3D HUBS」(スリーディーハブズ)が、最新の3Dプリンタトレンドレポートを発表しました。

レポートは3D HUBSが有するコミュニティの150ヶ国23,500台3Dプリンタ、毎月の3Dプリントのオーダーをもとに作成されています。

メモ「3D HUBSとは?」
3D HUBS公式サイト(英語)
世界中の3Dプリンタユーザーをオンラインでつなぐプラットフォーム。
3Dプリンタを利用した人は、地名などから検索して近くの3Dプリンタに3Dプリントを依頼することできる。
また、3Dプリンタ保有者は3D HUBSに登録することで3Dプリントの依頼を受けることができる。

 

レポートでは、ユーザーからの評価が高い3Dプリンタ、利用されている3Dプリンタの傾向、登録されている3Dプリンタメーカー別と製品別のシェアなど多数の情報が発表されています。

ユーザーからの評価が高い3Dプリンタ
<デスクトップ>

Print_Quality_Rating
トップ20まで発表されていますが、5位までを抜粋。

1位は「Prusa Steel」はRepRapの3Dプリンタです。
そして2位の「Form 1」はKickstarterでの資金調達を成功したデスクトップのSLA(光学式)3Dプリンタです。
Afiniaは日本の3Dプリンタユーザーでも馴染みがある方も多いのでは。
コンパクトで15万円程度という価格で人気がある製品です。

<産業用>

Industrial_Printers
こちらはトップ10のうち5位までご紹介。
日本でもお馴染みのProjetシリーズ、Objetシリーズが上位を占めています。

利用されている3Dプリンタの傾向

Trending Printers_1
後述の3Dプリンタメーカー別と製品別のシェアとも関連しますが、Ultimakerが好調です。

製品別シェア

Printer Model Distribution_1
Ultimaker2が1位で8%、Prusa i3が7,5%、そしてReplicator2が5.8%、Replicator 2xが3.3%、Ultimaker 1が2.9%と続きます。

メーカー別シェア

3D Printer Manufacturer Distribution_0
「メーカー」ではありませんが、1位のRepRapが15.7%と高い割合を占めています。
製品別ではUltimaker2が1位でしたが、メーカー別ではMakerbotが12.8%、Ultimakerが12.1%となりました。

Ultimakerはオランダ、MakerBot、3D systems、Stratasysはアメリカのメーカーです。
製品別とメーカー別に見ても、3D HUBSでは欧米メーカーを中心に3Dプリンタが利用されていることがわかります。

3Dプリントのカテゴリ

Popular Print Categories_1

どんなものが3Dプリントされているか。興味深いデータです。
上は平均のオーダー金額、下はカテゴリ別の割合です。
個人のユーザーの利用と想定されるHobby/DIYの分野ではオーダー金額の平均はUS$30,4ですが、全体の約1/4の23.7%を占めています。

 

日本の3Dプリンタはランキング圏外という状況です。

今後、日本の3Dプリンタが世界で利用されるようになるのか、日本の3Dプリンタユーザーの間でもこのようなネットワークが活用されていくのかが注目です。

出典:
3D Printing Trends November 2015

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